今年2015年12月、国内初の衝撃のニュースがありました。それは・・・
エナジードリンクの大量摂取が原因のカフェイン中毒…。
都市伝説ではないかと今まで噂されてきた
「エナジードリンクを飲み過ぎるとカフェイン中毒になる。」という話。
どうやら現実だったようです。
今回の記事では、
エナジードリンク大量摂取のニュース内容や原因とされている「カフェイン中毒」について、
また、カフェインレス飲料などの商品についても調べましたので
情報をシェアしたいと思います。
①エナジードリンク飲み過ぎでまさか!その内容は?
⇨カフェイン中毒ニュースの顛末を調べてみました。
②カフェイン中毒症状や発症する量は?
⇨症状や、中毒になる量はコーヒー何杯分か調べました。
③カフェインレス飲料って何?
⇨実はカフェインが入っていないコーヒーや緑茶もあるんです。ご紹介します。
エナジードリンク飲み過ぎでまさか!その内容は?
エナジードリンクの飲み過ぎで・・・。
ちょっと衝撃的なニュースで皆さんビックリしましたよね。
このニュースは、2015年に九州地方での事。
24時間営業のガソリンスタンドで深夜から早朝にかけて勤務している20代の男性が
帰宅後にもどしてしまい、寝込んでいたところ容態が急変
救急搬送されたが手遅れだった、というもの。
この男性は眠気を覚ますために
エナジードリンク(眠気覚し系ドリンク)や錠剤を日頃から頻繁に飲んでいたそうで、
解剖の結果、カフェイン過剰摂取によるカフェイン中毒が原因とされたそうです。
日本でこのようなカフェイン中毒が原因によるものは初めてだそうです。
カフェイン中毒症状や発症する量は?
ちょっと恐ろしいカフェイン中毒。
一体どのような症状なんでしょうか?
症状について
カフェインを大量に摂取すると
- 不整脈
- 不眠
- 胃腸障害
- 吐き気や嘔吐
- 利尿作用による脱水症状
- 精神錯乱
- パニック発作
などの症状が発生します。
通常の飲み方であれば全く問題ないんですが、
短時間に何本も大量に飲んだりアルコールと一緒に飲んだりすると
中毒症状を引き起こすので注意しましょう。
またカフェインは摂取量を増やしていかないと耐性ができて効かなくなるところも
大量摂取に拍車をかける要因の一つです。
カフェイン中毒になる量は?
実は日本国内では、食品中のカフェイン摂取許容量は決められていないそうです。
海外の機関が勧告している量を参考にすると、
- 成人1日当たり:400ミリグラム
- 妊婦1日当たり:200〜300ミリグラム
- 子供(4〜6歳)1日当たり:45ミリグラム
ちなみに具体的な分量で言うと、
- コーヒーマグカップ3杯分で、カフェイン400ミリグラム
- コーヒーマグカップ2杯分で、カフェイン200〜300ミリグラム
- 355ml缶(炭酸飲料が入っている缶)1本分で、カフェイン45ミリグラム
風邪薬などの医薬品でも1回200ミリグラムで1日上限が500ミリグラムとのこと。
国内販売されているエナジードリンクのカフェイン含有量はだいたい200ミリグラムだそうなので
小さいお子様が飲んでしまうと1本で摂取許容量オーバーしてしまいます。
充分に注意して下さいね。
カフェインレス飲料って何?
カフェインはエナジードリンクやコーヒーに入っている事は
ご存知だと思いますが、それだけではありません。
実は様々な飲み物にカフェインは含有しているんです。
それぞれの飲み物の一杯当たりのカフェイン含有量を見てみましょう。
- 玉露:50ミリグラム
- コーラ:50ミリグラム
- 抹茶:45ミリグラム
- ココア:45ミリグラム
- 紅茶:30ミリグラム
- ほうじ茶:30ミリグラム
- ウーロン茶:30ミリグラム
- 緑茶:30ミリグラム
- 玄米茶:30ミリグラム
となっています。
玉露が結構多く含まれているんですね。
やはり小さいお子様がいるご家庭や
妊婦の方はなるべくカフェインの入っていない飲み物を選んだほうがいいですね。
市販のお茶でいうと、
十六茶(アサヒ)や六条麦茶(アサヒ)、
爽健美茶(コカコーラ)、カフェインゼロ生茶(キリン)などには
カフェインが入っていません。
【アサヒ:十六茶】
【アサヒ:六条麦茶】
【コカコーラ:爽健美茶】
【キリン:カフェインゼロ生茶】
実は今、健康志向の高まりなどから
若い女性やシニア層の方にもカフェインレスのコーヒーや緑茶が人気となっているそうです。
この機会にカフェインレス飲料などに変えてみてはいかがですか?
まとめ
今回はカフェイン中毒に関するニュース内容や情報をご紹介しました。
やはり何事も取り過ぎは良くないですね。
上手にカフェインと付き合っていきましょう。
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