毎年約3万人の来場者で大盛況の
陸上自衛隊 富士総合火力演習。
富士の麓で行われるこのイベントでは、
実際の戦車や装甲車などが走行して、実弾も発射される
非常に迫力ある光景が広がります。
私はこのイベントには直接参加したことないんですが、
山梨に住んでいるため、山中湖辺りに時々行くんです。
で、山中湖の近くには北富士演習場があって、射撃している戦車の音が
時々聞こえるんですが、結構ビックリしますよ。
(周りの空気を揺らすのが分かる、低くて重い音がします。)
数キロ離れた山中湖でもかなりの迫力ある音がするので、
総火演って言ったら目の前でミサイルなどを発射しますからね、
相当な迫力が体感として伝わってくることでしょう!
というわけで今回は、初めて見に行く方必見の
富士総合火力演習の概要についてと、
持ち物や服装、駐車場の有無や見学時の注意点について
調べてみましたので、情報をシェアしたいと思います!
富士総合火力演習とは?
富士総合火力演習(通称:総火演)とは、
陸上自衛隊が毎年富士の麓にある
「東富士演習場」で行っている実弾演習です。
通常の基地や駐屯地で行われているイベントと違い、
ココで行われるのは
実際の兵器で実弾を射撃するところを見られること!
戦車や攻撃ヘリ、対戦車兵器の爆圧を体感する・・・。
その迫力たるや想像を超えるものです。
富士総合火力演習のスケジュールは?
富士総合火力演習のスケジュールは、
前段、後段に分かれています。
前段
前段は、自衛隊が装備する兵器の紹介と実弾射撃が行われます。
90式戦車から最新鋭の10式戦車、
87式自走高射機関砲などの装備をじっくり見ることが出来ます。
特に戦車が砲弾発射をした際に現れるファイヤーボールを
撮影するなら前段がチャンスです。
後段
後段は、敵が侵略して来たという想定で自衛隊が攻撃を行うというもの。
前段で登場した戦車や装輪装甲車に加え、
アパッチヘリや戦闘機など空からの攻撃、
大型輸送ヘリによる人員輸送なども行われて
演習の規模が大きくなります。
そして最後は弾幕によってフィナーレを迎えます。
服装や持ち物はどうする?
富士総合火力演習に行く際の服装や持ち物をご紹介します。
まず服装に関しては特に制限はありませんが、
隊員と区別がつきにくいようなコスプレはやめましょう。
日中は暑いですが 夕方には冷え込むので、
上に羽織るものを用意しましょう。
動画を見て頂くと分かる通り、
富士の麓ということで天気も変わりやすいので雨具を準備して下さい。
ただ傘は周りの邪魔になるので、カッパやポンチョタイプを。
靴もヒールやサンダルよりしっかり歩けるタイプのモノにしましょう。
また、間近で砲弾が炸裂するので、耳栓も用意しましょう。
注意点やマナーは?
東富士演習場付近はそれほど交通の便が良い所ではない為、
行き帰りの道路やバスなどは大混雑が予想されます。
時間には余裕を持って行動するようにしましょう。
演習を撮影される方は、脚立を使っての撮影は出来ません。
また三脚も、自分の頭より高く設置しない事がマナーとなっています。
申し込みは?
実際に演習を観覧したい場合、
毎年5月の下旬に陸上自衛隊公式サイトより募集告知が行われます。
サイトから、もしくは往復ハガキによる応募となります。
毎年倍率が非常に高いモノなので、
陸自のサイトは常にチェックしておきましょう。
ちなみに、もし参加される方の中で29歳以下の方がいるのであれば、
一般券より青少年券で応募された方がいいですよ。
青少年券の方が、当選確率が高いです。
詳しくは陸上自衛隊のホームページをご覧下さい。
まとめ
今回は毎年8月に行われる、富士総合火力演習についてご紹介しました。
記事を参考にして頂いて、有意義な観覧をして下さいね。
※参照・引用サイト
◯陸上自衛隊
コメント