国産ステルス戦闘機X-2 試験飛行は2月！場所や飛行ルートは？性能は意外と低い？

2015年は国産旅客機であるMRJの初飛行に注目が集まりましたが
実はひっそりと国産戦闘機開発も行われています。

そしていつの間にか初飛行も行われることが決定しました。

 

この記事では、国産ステルス機である「心神」ことX-2の試験飛行などについて調べてみましたので
情報をシェアしたいと思います。

 

国産ステルス戦闘機X-2 試験飛行は2月！

 

2016年1月28日に防衛装備庁が国産初のステルス機である
X-2が公開されました。

 

試験飛行の開始時期は、2016年2月中旬以降で
天候の良い日とされています。
(具体的な日程はMRJの時と同様公表されていません。)

 

実際に2月の愛知県付近の天気予報を見てみましょう。

photo by AccuWeather.com

 

この天気予報を見ると、

• 2月16日(火)〜18日(木)
• 2月21日(日)〜24日(水)

このあたりが天気が良い予報となっていますので
飛ぶとしたらこの辺じゃないかなと思います。

 

ちなみに初飛行の前に、地上滑走試験がまず行われます。
そのため、実際に滑走路を走行するX-2が2月上旬くらいから
見られるでしょう。

 

【2/11追記】タキシーチェックが始まりました。
実際に動くX-2はこれが初めてですね！

 

国産ステルス戦闘機X-2 場所や飛行ルートは？

X-2の試験飛行の場所は、県営名古屋空港から空自岐阜基地までを飛行する予定です。

距離にして20kmに満たない程の非常に短い飛行ルートになります。

おそらくX-2という飛行機の特性上、MRJの時と同様に
名古屋空港展望デッキは閉鎖されると思います。

そうなった場合は、MRJ初飛行のときと同様に
名古屋空港近くにあるエアフロントオアシスという公園から
初飛行の勇姿を眺めるのがいいんじゃないでしょうか。

 

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国産ステルス戦闘機X-2 性能は意外と低い？

 

ごめんなさい、実はこの記事のタイトルは間違っています。

このX-2は、これがそのままステルス戦闘機として使われる
というものではなく、先進技術実証機という
ステルス戦闘機へ繋げるための開発機という位置付けのものになります。

これが戦闘機として実戦投入されるわけではありません。

そのためエンジン出力も他の戦闘機に比べて小さく
燃料搭載できる量も一般的な戦闘機よりも少なく
機体サイズも一回り小さなものになっています。

 

しかし、最終的なゴールは現在の第5世代戦闘機の先、
第6世代戦闘機を目標に開発しているので
これから更に性能は上がっていくと思われます。
(機体サイズも大型化されるでしょう。)

 

ちなみに日本はアメリカからF-35という戦闘機を導入する予定ですが
やはりステルス戦闘機を開発できるのがアメリカだけという状況は
日本の防衛上好ましくなく、
自国でもステルス機開発のノウハウを蓄積しておきたいという
日本側の考えがあってのことのようです。

 

もちろん日本だけでステルス戦闘機を開発するのは
莫大な費用がかかります。

 

このX-2が飛んだからといってMRJのように日本の国産ステルス戦闘機が量産されるかというと微妙なところだと思います。
(潜水艦や飛行艇のように海外に売り込むのであれば話は変わってくると思います。)

 

まとめ

今回は、国産ステルス機X-2の試験飛行についてご紹介しました。
当日は無事に飛行することを願っています！

※参照・引用サイト
◯AccuWeather.com
◯防衛装備庁
◯名古屋空港ビルディング株式会社